2022年 年の瀬に思うこと。ウクライナ民芸品との出会いについて
店長のおすぎです。
振り返れば、今年は、人生の中でキツかったことの多い一年でした。
乗り越えられたものと、まだ来年に持ち越しとなったものが半分づつくらい。
来年もがんばれって、ことですね。はい、がんばります。
店舗としての今年一番の収穫は、ウクライナの民芸品との出合いです。
ロシアによるウクライナの軍事侵攻がきっかけで、いろんな縁がつながって、
たくさんのウクライナの伝統工芸品を入荷することになりました。
入荷した品々を見て、その美しさと、質の高さに感動しました。
そして、使われているモチーフや、刺繍の意味、それぞれの工法の違いなど、ウクライナ独自の文化・歴史に根ざしたものであることが脈々と伝わってきました。
ロシア語を介してビジネスができる「ロシア語圏」は、どこも同じであると思っていた自分を大いに恥じました。大反省です。
なるほど、塗り物ひとつとっても、ホフロマ塗りやジョストボとは、こんなに違うんだ、と。
だから、ウクライナは、ウクライナであるために、今、命がけの抗戦をしているのではないかと思いました。
民芸品・伝統工芸品は、民族や土地の民話や信仰に深く結びつけられており、入荷した品々から私たちに語りかけてくるようです。
まだまだ勉強不足ですが、商品ページをコツコツと掲載しながら、ウクライナの伝統工芸品について、
皆さまにいろいろご紹介できるよう頑張ります。